こんな方におすすめ!
- 基本情報技術者試験のおすすめ書籍を調べている人
- 勉強を効率化して一発で試験に合格したい人
本記事では基本情報技術者試験を、初受験で合格した2人の勉強法とおすすめの参考書をご紹介します。
2人のIT経験の有無とトータルの勉強時間は以下の通りです。
名前 | IT経験 | トータル勉強時間 |
にゃんころ | 理系出身でプログラム経験があり | 1ヶ月 |
ぽちゃ | 文系出身で情報系の知識はまったくない | 2ヶ月 |
※2人はIT企業に勤めているため、基礎的な知識は日々養われています。
今回はこの2人がどのように勉強し、どのように合格したかのプロセスをご紹介します。
基本情報技術者試験が何かを知ろう
勉強を始める前に基本情報技術者試験の内容を把握してください!
どんな試験内容か配点はどうなっているかなど、まずは自分が受ける試験を知るところから始めましょう。
基本情報技術者試験について以下の記事にまとめていますので、是非この記事を読む前に確認してください。
でも基本情報技術者試験って国家資格だし難しいのかな?
そんなことないよ!
しっかりと対策をすれば十分合格できるよ!
私も未経験から2ヶ月で合格できたよ!
しっかりと対策を立てれば未経験でも1~2ヶ月で合格することは可能!
おすすめの参考書&サイト
私達が実際に利用していた教材とサイトを紹介します。逆に言うとこの3つ以外は必要ありません!
勉強に利用すべきもの
- 基本情報技術者 合格教本
- 基本情報技術者 過去問道場
- 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
基本情報技術者 合格教本 (基礎知識の定着)
「基本情報技術者 合格教本」は500ページを超えるボリュームで広範囲に渡る試験範囲を網羅しています。
各章ごとに分野が分かれており、基本的には学習→章末問題を解くという流れになります。
図や表などで視覚的に説明している点がわかりやすくおすすめです。
章ごとの色分けや中分類・小分類と分類を分けているため、全体的に見やすいレイアウトになっているのも特徴です。
まずはこの本を用いて試験に関する基本的な知識を身に着けましょう!
・これ1冊で基本的な知識の学習が可能
・図や表を用いた視覚的な説明で理解がしやすい
・全体的に見やすいレイアウトになっている
基本情報技術者 過去問道場 (午前対策)
「過去問道場」は、過去の問題を無料で反復練習できるWebサービスです。
「基本情報技術者 合格教本」で学習した内容を、繰り返し解くことで定着させましょう。
Webサービスなので、スマホさえあれば移動中や休憩時間の間に気軽に学習できます。
午前問題は5~6割が過去の問題から出題されるため、解けば解くほど点数があがるので頑張りましょう!!
・無料のサービスで料金がかからない
・スマホさえあれば、移動中や休憩時間に気軽に学習可能
パーフェクトラーニング過去問題集 (午前の仕上げ&午後対策)
「パーフェクトラーニング過去問題集」は、紙面4回分とPDF17回分の過去問を学習できます。
加えて重要公式集や頻出問題マークなど、確実に抑えておきたい箇所を教えてくれます。
特に午後問題に関しては、解答・解説欄の記述が非常に丁寧に説明されています。
例えばアルゴリズムの問題では、トレースの仕方を図解で詳細に記述されているため、苦手意識のある人におすすめです。
・過去20年分の過去問が解ける
・重要公式集や頻出問題マークで、覚えるべき問題が分かる
・解答・解説が非常に丁寧
基本情報技術者試験の具体的な勉強方法
おすすめの教材は分かったけど、具体的にどうやって勉強すればいいの?
それじゃあ実際にどう勉強すれば良いか教えるね!
私達の経験を元に勉強期間付きで説明するね!
勉強の手順(2ヶ月)
- 「基本情報技術者 合格教本」を1周だけ目を通す (3週間)
- 「過去問道場」で午前の問題を繰り返し解く (2週間 + スキマ時間)
- 「パーフェクトラーニング過去問題集」で午後問題を解く (3週間)
「基本情報技術者 合格教本」を1周だけ目を通す (3週間)
まずは「基本情報技術者 合格教本」を1周だけ解いてみましょう。
もちろんすべて理解するのがベストですが、限られた時間でそれは難しいので「なんとなく理解できた」レベルで大丈夫です。
重要なのは散らかっていてもいいので、脳の引き出しに知識をINPUTすることです。
午前試験は知識問題なので、INPUTした知識をそのままOUTPUTできれば合格ラインに到達できます!
まずは基本的な知識をなんとなく理解しましょう!
「過去問道場」で午前の問題を繰り返し解く(2週間 + スキマ時間)
次は「過去問道場」を用いて、INPUTした知識をOUTPUTする練習をしましょう!
繰り返し解くことで脳の引き出しが整理されて、正確に解答することが出来るようになります。
スマホさえあれば「過去問道場」は利用できるので、日々のスキマ時間を活用して正答率7割以上を目指しましょう!!
間違えた問題は「基本情報技術者 合格教本」で復習すればなお良しです。
STEP1でINPUTした知識をOUTPUTすることで、知識の整理をしましょう!
「パーフェクトラーニング過去問題集」で午後問題を解く (3週間)
最後に「パーフェクトラーニング過去問題集」を用いて、午後試験中心の対策をしましょう。
午後問題では、「なぜそうなるのか、どのようなプロセスでそうなるのか」という本質的な理解を意識してください。
なぜなら午後問題は、午前問題と違って毎年形を変えて出題されているからです。
小手先の理解では変化した問題に対応できず、正答率が上がりません。
「パーフェクトラーニング過去問題集」では丁寧にその部分が説明されているので、
しっかりと解説を読み込んで、本質的な理解ができるように頑張りましょう!
午後問題は本質的な理解が必要であり、そのためにしっかりと解説を読み込もう!
2人からのアドバイス
最後に情報系の経験がある筆者と、未経験のぽちゃからそれぞれの視点でアドバイスをします!
IT経験者の方へ
情報系の経験がある方は、午後対策をしなくてもある程度答えることができます。
特にアルゴリズムとプログラミング言語は、プログラムの経験があれば勉強は必要ないと思います!
筆者はアルゴリズムは勉強をしていませんが満点で、午後試験のほうが成績が良かったです。
なので、情報系経験のある方は午前問題を確実に解けるように勉強してください。
IT未経験の方へ
情報系の経験がない方は、まずは午前試験過去問の正答率が7割を安定して超えるように勉強を進めましょう。
過去問を繰り返し解いて覚えること、計算問題は似たパターンを複数解くのが有効です。
(文系卒なので暗記は得意でした✌)
午前問題がある程度自信がついたら、午後問題はアルゴリズムとプログラミング言語を集中的に勉強しましょう。
セキュリティ、プロマネ系は午前対策で得た知識でカバーできます!
アルゴリズム、プログラミング言語は苦手意識がすごくありましたが、
問題を解く→解答を読んで自分でトレースしてみるのを繰り返して、問題に慣れれば6割〜8割とれます◎
2週間、毎日2問ずつ解くのが本当にしんどかったです。。。受かってよかったです。。。
まとめ
基本情報技術者試験は「しっかりと対策をすれば1~2ヶ月で合格」することが可能です!
参考書をしっかりと読み、何度も問題を解くことで地道に点数を上げていきましょう。
合格できれば、自分はITエンジニアとしての基礎が備わっている!っと胸を張っていいでしょう。
それでは受験者の皆さんが合格することを心からお祈りしています!