ドラム式洗濯機まとめ
- 「洗濯物を干して取り込む」面倒な作業から開放される
- ランニングコストは縦型洗濯機よりも安価でお得
- 長期的に見れば数年で元が取れる
この記事では家電の三種の神器の1つである「ドラム式洗濯機」についてご紹介していきます。
洗濯機に縦型洗濯機とドラム式洗濯機があることは皆さんご存知だと思います。しかし「どちらが良いかが分からない」、「ドラム式洗濯機ってどんなものなの?」と思っている方も多いと思います。
今回は筆者がドラム式洗濯機を実際に利用し、感じたメリット・デメリットについて説明していきます。
この記事を読んで、皆さんがドラム式洗濯機を購入するきっかけになればと思います。
筆者が現在使用している「SHARP ES−W114」が説明・比較の対象となります。
ドラム式洗濯機のメリット
全自動で乾燥まで行ってくれる
ドラム式洗濯機最大の魅力は乾燥機能がついていることです。やはりこれが一番大きいのではないでしょうか。
乾燥機能を利用できることで、以下のようなメリットがあります!
・洗濯物を干す必要がなくなる
・天気や花粉を気にせず洗濯ができる
・天日干しよりもタオルがふんわり!
・洗濯物が臭くなりにくい
・好きな時間に洗濯ができる
洗濯物を干す必要がなくなる
乾燥機能がついているということは、洗濯物を干す作業がなくなります。洗濯物を干す手間や時間が、電気代を支払うだけで解消されます。しかも洗濯から乾燥までにかかる電気代は20円以下という鬼コスパです!
筆者も当初は縦型乾燥機を利用していましが、いつも洗濯を後回しにしていました。というのも洗濯物を洗うまではいいのですが、「干して取り込む」という作業がとても億劫だったからです。
しかしドラム式洗濯機に変えてからは、洗濯への抵抗がなくなり「洗濯物が山盛」なんて光景を見なくなりました。
天気や花粉を気にせず洗濯ができる
皆さんは洗濯をしていて、以下のようなことを思ったことはありませんか?
・洗濯物を干したいけど天気が悪いから干せない
・部屋干ししたけど生乾きが気になる
・花粉のせいで洗濯物が干せない
ドラム式洗濯機はこれらを全く気にする必要がありません!
いつでも好きなタイミングで洗濯ができますし、外出した後に干した洗濯物の心配をする必要がありません。
外に干すことがなくなり花粉を一緒に室内に持ち込まなくなるので、花粉症の人にもありがたいです。
梅雨時にはこぞってコインランドリーに行く人達を見かけますが、ドラム式洗濯機を買えばそんなことをする必要もなくなります。
天日干しよりもタオルがふんわり!
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使うと、天日干しよりもタオルがふんわりします。上記の画像のようにその差は一目瞭然です。
洗濯直後に洗濯機を確認すると、タオルが膨れ上がってパンパンになっていることがありました笑
ふんわりする理由は、乾燥するために当てる風によってタオルの繊維が立ち上がるからだそうです。
購入当時と変わらないふんわり具合で、体や顔を拭けることは大きなメリットだと思います。
特にタオルは毎日利用するものなので、なるべくふんわりとしたタオルが良いですよね。
洗濯物が臭くなりにくい
洗濯を回したけどうっかり寝てしまい、洗濯物が臭くなってしまった経験はありませんか?
縦型洗濯機と違って乾燥した状態で衣類を返してくれるので、生乾きになることなく匂いの心配をする必要がありません。
洗濯物を取り込み忘れたり、匂いが気になってもう一度洗い直すこともありません。
一人暮らしの方や仕事が忙しい人にとっては、特にありがたいのではないでしょうか。
好きな時間に洗濯ができる
全自動で乾燥まで行ってくれるということは、洗濯が終わるのを待つ必要がないということです。
洗濯物を干すために洗濯を回すのはお昼前までに、という人は多いと思います。しかしドラム式洗濯機では干す必要がないため、時間に縛られることがありません。
洗濯物を入れた後に開始ボタンさえ押せば、後は好きな時間に洗濯物を取り出してクローゼットに収納するだけです。
時間をコントロールできるということは、夜寝る前や外出前に洗濯ができるということです。
一度この好きな時間に洗濯ができることを経験すると、もう縦型洗濯機には戻れないと思います。
筆者は予約機能を利用して、「夜寝る前に朝起きる時間にセット」→「朝取り込んで残りを帰宅時間にセット」というルーティンが定着しています。
ドラム式洗濯機はランニングコストが意外と低い
ドラム式洗濯機って色々機能が付いてるけど、ランニングコストも高いんじゃないの?
そう思うよね?
でも、実は水道代も電気代も縦型洗濯機より安いんだよ!
少ない水量で衣類を優しく洗う
ドラム式洗濯機は「たたき洗い」という少量の水で丁寧に洗う方式を取っています。
そのため、衣類同士が絡み合いから生じる繊維の痛みが少なく衣類に優しいです。
また縦型洗濯機に比べて水量で洗濯するため、水道代を節約することができます。
「ドラム式洗濯機って洗浄力が低いんじゃないの?」とよく聞きますが、最近の機種ではほぼ違いは無いそうです。
筆者もドラム式洗濯機を愛用していますが、普段使いでは違いを全く感じませんでした。
1回の乾燥でそんなにお金はかからない
前述した通り、乾燥機能を利用した際にかかる電気代は20円以下となっています。
想像してください。洗濯物を取り出して運び、物干し竿に干して取り込む一連の作業、毎回するのは大変ですよね?
それがたった16円払うだけで機械が代わりに行ってくれるのです。
こんなに便利でコスパがいいのに使わない理由が見当たりません!
ドラム式洗濯機は静音性にも優れている
ドラム式洗濯機はその構造上、縦型洗濯機より静音性に優れるそうです。
筆者が現在利用ドラム式洗濯機の運転音は以下のようになっています。
40dBというのは「図書館」、「静かな住宅地の昼」程度の騒音値になります。とても静かですね。
実際利用してみると、隣の部屋に移動すると運転音はほぼ聞こえないレベルに静かです。
運転音が大きいと深夜帯に動かすことはできませんが、この静音性であればまったく問題ないです!
ドラム式洗濯機のデメリット
本体価格が縦型洗濯機に比べて高い
やっぱりドラム式洗濯機は高くて購入を渋っちゃうんだよね。
そうだよね。高性能な分値段もそれ相応に高いからね。
後悔しないように商品をしっかり見極めるのが重要だね!
やはりこれがドラム式洗濯機を購入する上で、一番の懸念点になるのではないでしょうか。
サイズや機能によってばらつきはあるものの、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて2倍〜3倍の値段になります。
この値段が故に購入を渋ってしまう人が多く、生活の質が変わるほどのメリットがありながら、その普及率は20%にも満たないそうです。
せっかく大金を払ってドラム式洗濯機を買ったのに、「思ってたのと違う。。。」なんてことになると目も当てられないですからね。
筆者おすすめのドラム式洗濯機の記事を現在作成中です。完成次第掲載しますので、よろしければご覧ください!
本体サイズが大きく場所を選ぶ
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて設置面積が大きく、扉も手前側に開くため洗面所の構造によっては設置することができません。
また洗面所だけでなく搬入口である玄関や廊下、階段などで通らないなどの理由で諦めることもあるそうです。
ドラム式洗濯機を購入する場合は、事前に設置・搬入できるサイズであるかをチェックしておきましょう。
最近では小型のドラム式洗濯機も増えているので、サイズ的に厳しい場合はこちらを考慮するのもひとつだと思います。
お手入れする手間が増える
乾燥機能がついているということは、乾燥フィルターのお手入れをしないといけません。
毎回する必要はありませんが、定期的にフィルターについたホコリを落とす必要があります。
1回数分の作業ですがこのお手入れをサボると、乾燥時間が長くなったり乾燥にムラができる原因になります。
高価な値段に見合った価値はあるのか?
様々なメリットをご紹介しましたが、それでも値段が値段なので安易に購入することはできないと思います。
また、「いやいや自分で干せばいいじゃん!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
筆者が購入したドラム式洗濯機は25万円程しましたが、縦型洗濯機ならばこの値段の1/3程度の値段で購入できます。
それでも筆者はドラム式洗濯機は買うべきであると自信を持って言えます。
その理由をドラム式洗濯機の機能以外の面から説明したいと思います。
時給換算すれば3年以内で元が取れる
ドラム式洗濯機を利用することで、「洗濯物を干す→洗濯物を取り込む」20分程度の作業が無くなります。
利用する家庭によって異なりますが、ドラム式洗濯機を利用することで年間数十時間〜数百時間の時短が可能になります。
筆者を例にすると1週間に最低5回、1年で約260回洗濯をしていますが、年間約86時間(3日半)の時短になっています。
時給1000円で換算すると年間86000円になるので、約3年使えば元を取れることになります。子供がいる家庭であれば、さらにこの倍は時短をすることができます。
初期投資を頑張ればこれ程の時短が見込める、大変お得な初期投資だとは思いませんか?
余分な衣類を買う必要が無くなる
洗濯物を干す必要があると洗濯が間に合わず、多少多めに衣類を用意しておく必要があります。特に梅雨時には洗濯物が干せないことを想定して、5日分は確保すると思います。
インナーや下着、タオルなどは必要最低限あれば良いので、余分に購入することは避けたいです。
揃えるのにもお金はかかるし、必要以上にあっても置き場所に困ったり、使わずにそのまま奥底で眠っていたりと良いことがありません。
ドラム式洗濯機ならその日の洗濯物を次の日に持っていくことも可能です。
つまり必要最低限の衣類さえ用意しておけば事足りるため、余分な出費が無くなります。
まとめ
ドラム式洗濯機まとめ
- 「洗濯物を干して取り込む」面倒な作業から開放される
- ランニングコストは縦型洗濯機よりも安価でお得
- 長期的に見れば数年で元が取れる
今回は家電の三種の神器の1つである「ドラム式洗濯機」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ドラム式洗濯機の最大のメリットは、面倒な作業をすべて代行してくれるところに尽きると思います。
もし洗濯機を買い換える予定がある方には、ドラム式洗濯機を購入して快適な洗濯ライフを送っていただきたいです。